これまで名古屋市交通局に寄せられた主なご意見やお問い合わせをまとめました。下記分野を選択してください
答え1。
現在、必要最低限の地下鉄車両、運転士、車掌で運行していますので、例えば、地下鉄1路線の運行回数を午前10時台から夕方4時台の間に毎時1往復増やすには、1列車あたりの車両、運転士・車掌、電力等にかかる費用が、
1往復で約26万円
1日で約186万円、
1年で約6億8千万円 必要となり、
それをまかなうためには、
1往復で約1,700人
1日で約12,000人
1年で約438万人 のお客さまのご利用が必要になります。
地下鉄事業では、累積欠損金が、料金収入の約3.2年分の2,080億円(令和4年度決算)と非常に厳しい状況にあり、運行回数を増やすことは大変厳しい状況となっています。
答え2。
交通局では、発車時間につきましては列車が動き始める時間とさせていただいております。発車時刻は秒単位で設定されておりますので、00秒に設定されている列車の場合、定刻に発車できる状況では扉はそれより早く閉まる場合があります。
答え3。
令和4年度末のエレベーター設置数は87駅262基、エスカレーター設置数は84駅399基です。
地下鉄駅における昇降設備につきましては、上下移動に対応でき、かつ、車椅子のお客さまもご利用いただけることから、整備計画では、エレベーターを、エスカレーター整備に優先して進めており、地上へのエレベーターが1つしかない交差駅のうち、多くの利用者が向かう方面にエレベーターがない「伏見駅」「御器所駅」「本山駅」「新瑞橋駅」の4駅に加え、令和8年9月に開催されるアジア競技大会を見据えて、「瑞穂運動場西駅」についても整備を進めているところです。
答え4。
エスカレーターは立ち止まって利用することを前提に設計されており、歩いたり走ったりしますと、振動や衝撃などによって安全装置が作動し、エスカレーターが急停止して、思わぬ事故につながる恐れがあります。また、他のお客さまと接触して、転倒などの事故が発生する恐れもありますので、エスカレーターをご利用の際には、歩いたり走ったりせず、手すりにつかまり、2列にならんで間隔を空けてご利用いただきますようご協力をお願いしているところです。
※令和5年10月1日、エスカレーターに立ち止まって乗ることを義務づけた名古屋市エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例が施行されました。
答え5。
駅の記号・番号表示は、アルファベットと2桁の数字により表示しています。アルファベットは、路線愛称のローマ字頭文字(名港線は2番目のE)とし、番号は、環状線以外では、各路線の北ないし西を起点(01番)として付けています。環状線については、名城線と名港線の分岐駅である金山駅を起点として、時計回りに番号を付けています。
答え6。
車いす使用のお客さまにもご利用いただけるバリアフリートイレを、全87駅に整備しています。
答え7。
全駅のバリアフリートイレには、洋式便器を設置しています。また、一般トイレ内も順次、全ての便器を洋式化するよう進めています。
答え8。
鶴舞線可動式ホーム柵の整備については、令和8年9月に開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)までに庄内緑地公園駅から赤池駅までを供用開始できるよう進めております。
答え9。
女性専用車両はお客さまに安心して地下鉄をご利用いただく観点から、地下鉄における痴漢等迷惑行為の防止対策として、現在、東山線は平日の始発から終発まで、名城線・名港線は平日の始発から午前9時まで運行しています。
女性専用車両の位置は、東山線は上り(高畑方面行き)先頭車両から3両目(乗車位置7・8・9)です。下り(藤が丘方面行き)は先頭車両から4両目(乗車位置10・11・12)です。名城線・名港線は上り(金山、名古屋港から大曽根方面行き・右回り)は先頭車両から4両目(乗車位置10・11・12)です。下り(金山から新瑞橋方面行き・左回り、名古屋港行き)は先頭車両から3両目(乗車位置7・8・9)です。
また、女性専用車両は、女性と同行する小学生以下の男児、女性が介助者として同行する障害のある男性、障害のある女性に介助者として同行する男性のお客さまにもご利用いただけます。
また、一定の配慮が必要な方等、男性のお客さまがご乗車されていることがありますが、ご理解ください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
答え10。
車内の冷暖房は、適正な温度となるよう、原則として自動運転により温度を調整をしております。
なお、季節の変わり目などは乗務員が車内状況を把握し、冷暖房スイッチの入・切をこまめに行い、快適な車内環境作りに心がけております。
また、同じ列車にご乗車されたお客さまでも、車内での体感温度には個人差があるため、誠に恐縮ですが、衣類での調節にご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
答え11。
地下鉄では、車いすスペースを設置した車両を順次導入しており、令和5年度末現在、135編成中113編成にスペースを設置しています。
車いすのお客さまには、特に乗車位置のご希望がない場合、乗務員に連絡を取りやすいこともあり、両端の車両にご案内しておりますが、乗車位置のご希望がある場合は、ご希望にそってご案内しておりますので、お気軽に駅係員にお申し付けください。
答え12。
本市の地下鉄は、令和4年度決算において、令和元年以来の経常損益黒字となりましたが、累積欠損金が2,080億円と依然として厳しい経営状況にあります。
また、当初の開業から半世紀以上が経過し、施設の老朽化も進んできていることから、維持管理を積極的に進めていく必要があるほか、安全・安心で、快適な地下鉄とするため、可動式ホーム柵の整備、耐震対策、駅のバリアフリー化などを進めていかなければならず、これらに対してこれまで以上の多額の投資が必要になります。
以上のことから、地下鉄新線建設につきましては、現時点において大変厳しい状況にあると考えております。
したがって、現在、具体的な整備の予定はありません。
答え13。
携帯電話・スマートフォン、Wi-Fi(公衆無線LAN)およびWiMAXの使用については、通信事業者からの申請に基づき基地局の設置を許可し、下記のとおり駅構内やトンネル内に通信事業者がサービスを展開しています。
なお、車内の優先席付近では混雑時には電源をお切りいただき、それ以外の場所ではマナーモードに設定のうえ、通話はご遠慮いただきますようお願いいたします。
コンコース(改札口付近)、ホーム及び車内
au Wi-Fi契約者及び株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス契約者は車内に限り利用可
コンコース(改札口付近)、ホーム及び車内
答え14。
お客さまが使用している携帯電話又はスマートフォン等において、契約している通信事業者へ直接お問い合わせください。
参考としまして、ドコモ、ソフトバンク、au(KDDI)についてのお問い合わせ先は下記のとおりです。
【ドコモ】
・ドコモの携帯電話・スマートフォンからの場合
電話番号 (局番なし)113(無料)
(年中無休(9:00~20:00))
・一般電話などからの場合
電話番号 0120-800-000
(年中無休(9:00~20:00))
【ソフトバンク】
・ソフトバンクの携帯電話・スマートフォンからの場合
専用のアプリケーション「電波改善要望」へ
【au(KDDI)】
・auの携帯電話・スマートフォンからの場合
電話番号 (局番なし)157(無料)
・一般電話などからの場合
電話番号 0077-7-111(無料)
(年中無休(9:00~20:00))
答え15。
車いすのお客さまからお申し出があった場合には、乗車駅と降車駅で連絡をし、事前にスロープを準備して、安全快適にご利用いただけるよう努めています。
車いすで地下鉄をご利用される場合は、お気軽に駅員にお申し付けください。
答え16。
ペット(愛がん用小動物)の持ち込みについて、地下鉄では次のすべての条件を満たしている場合に限り、一緒にご乗車していただくことができます。
1 かご(ケージ)等に収容されており、他のお客さまにご迷惑をかけることがないこと。
2 かご(ケージ)等は、膝のうえに乗せられる大きさであること。
3 かご(ケージ)等の形状が、容易に変形しないもの。
なお、他のお客さまにご迷惑になると職員が判断した場合は、ご乗車をご遠慮いただく場合があります。アレルギー等をお持ちのお客さまもいらっしゃいますので、ご理解くださいますようお願いします。
また、盲導犬や聴導犬などの介助犬は、ペットと異なり、同伴してのご乗車が法律上認められています。
答え17。
地下鉄車内への手回り品の持ち込みは、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められる場合に限り、3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを車内に2個まで持ち込むことができ、手回り品に対する料金は頂いておりません。
また、自転車の持ち込みの場合は、上記の条件を満たした上で解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したものであるときは、車内に持ち込むことができます。
なお、専用の袋への収納は地下鉄出入り口に入場される以前にお願いいたします。
答え18。
お盆期間(8月13日から8月15日)と年末年始(12月29日から1月3日)は、休日ダイヤで運行します。女性専用車両は運行いたしません。
また、ドニチエコきっぷをご利用いただけます。
答え19。
振替輸送とは、お客さまが支障区間の乗車券をあらかじめお持ちの場合で、列車の運転に支障があった際、当局が他の鉄道会社に依頼して、お客さまの所持する乗車券の区間内を、他の経路によりご利用いただくものです。詳しくは、次のページをご覧ください。
答え20。
直ちにその付近から離れてください。
避難時は、ハンカチ等で口を覆い、煙等を吸い込まないようにしてください。
駅では 、非常放送等により、速やかにお知らせしますので、駅係員の指示に従ってください。
地下鉄車内では、駅間の列車は、出来る限り次駅まで走行しますが、万一、駅間の途中で停車した場合は、乗務員等の指示に従ってください。
駅や車内が停電いたしましても、最低限の明るさを確保いたします。
駅では 、被害の状況によって、安全な場所に避難していただきます。
エスカレーターやエレベーターは、余震や停電の恐れがありますので使用しないでください。
地下鉄車内では、列車運行中、運転士が地震を感知した場合は、直ちに列車を停止します。列車は、トンネルや線路などの安全が確認出来れば、最寄りの駅まで運転を再開しますが、万一、駅間の途中で運行を中止した場合は、乗務員等の指示に従ってください。
答え21。
地下鉄のきっぷ購入時の領収書発行については、きっぷを購入される際、自動券売機をご利用いただければ、料金を選択した後、操作画面の右下に「領収書発行」ボタンが表示され、そちらを選択していただくことできっぷを抜き取り後に領収書が発行されます。
ICカードをご利用の場合につきましては、現金をチャージしていただいた時に領収書を発行するため、SF(現金・ポイント)を使ってご乗車された際には領収書は発行しておりません。
ICカードを利用して乗車した際の利用区間につきましては、「地下鉄乗車・発行証明書」を発行しております。
地下鉄では、原則、当日中に降車駅の改札窓口へお申し出いただき、ICカードの乗車履歴などでご利用を確認のうえ、改札窓口で「地下鉄乗車・発行証明書」を発行しています。
答え22。
地下鉄の延着証明書につきましては、ご利用の駅の係員にお申し付けください。お知らせいただいた日時や区間から、遅延の状況を確認のうえ、お渡ししております。また、10分以上の遅延が生じた場合には、交通局ウェブサイトに、地下鉄ウェブ延着証明書を掲載しております。
答え23。
交通局では、駅構内及び車内におけるマナー啓発放送、ポスターの掲出、LED表示などにより、他のお客さまにご迷惑となるような行為はご遠慮いただくよう、マナー啓発を行っております。
利用マナーの向上には、お客さまのご理解とご協力が必要不可欠と考えていますので、今後も、お客さまにご協力をいただけるよう、マナー啓発に努めてまいります。
答え24。
快適にご利用いただくためにも、他の方へのご配慮をお願いいたします。
また、優先席は、お年寄りや体の不自由な方をはじめ、妊産婦の方や内部障害のある方、ヘルプマークをお持ちの方などに優先的に利用していただくために設けられています。必要とされている方へお譲りください。
答え25。
地下鉄では、車内の飲食は、高速電車乗車料条例施行規程において禁止としておりますが、これは匂いや汚れが他のお客さまのご迷惑になることや、場合によってはご飲食のお客さまご自身がお怪我などをされる危険性を想定したものでございます。
気候や体調によって一定の飲食が必要なお客さまもいらっしゃいますので、車内でのすべての飲食を一律に禁止する趣旨ではございません。
ご参考までに、高速電車乗車料条例施行規程は、名古屋市の条例や規則類をまとめた名古屋市例規類集において公表されています。
答え26。
効果的な事業運営を行うため、終日または時間帯により、駅係員を配置していない改札口があります。改札口付近にインターホンを設置しておりますので、お困りの場合はインターホンで駅係員にお知らせくださいますようお願いいたします。
答え27。
人がホームから転落したり、線路内に立ち入っているのを見つけた時など、列車を緊急停止させる必要がある時は、電車緊急停止ボタンを押してください。
答え28。
駅や車内で迷惑行為や急病人を見かけられた場合には、お近くの駅員または乗務員までお知らせください。
また、近くに駅員や乗務員がいない場合は、駅構内では、全ての地下鉄駅のホームに設置してある駅長室と直接通話できる緊急電話にて、車内では、各車両の扉付近に設置している非常通報装置(SOSのステッカーが貼ってある下に設置)にてご通報いただければ、直ちに対応させていただきます。
答え29。
ご心配をお掛けし、大変申し訳ございません。横揺れは、乗車されている人数、列車の速度、車輪のレール接触面の形状、レール表面の形状などさまざまな条件によって発生することがあります。
現状において把握しております横揺れにつきましては、定期的にも、発生のお知らせをいただいた都度にも調査をしておりますが、電車の運行上、危険な状況ではございません。ご安心ください。
しかしながら、乗り心地を少しでも改善するため、レール側面へ潤滑剤を塗ったり、車輪やレールの形状を正規に修正して新品同様に戻したりすることにより、横揺れ防止に万全を期しております。
今後も、調査を続け横揺れの状況を把握するとともに、車両やレールの点検・整備を適切に行い、みなさまへの安全・安心で快適な輸送サービスの確保に努めてまいります。
答え30。
地下鉄から30メートル以内での建築工事については、担当部署への事前協議及び建築確認申請の合議が必要となります。
概要(パンフレット)が下記に掲載されていますのでご確認ください。
また、協議及び合議の対象となるか判断に迷われる場合には、担当部署へお問い合わせください。