各路線の車両および編成は次のようになっています。
東山線は6両編成で各車両に扉が3つで、乗降口は合計18か所あります。
名城線・名港線は6両編成で各車両に扉が3つで、乗降口は合計18か所あります
鶴舞線は6両編成で各車両に扉が4つで、乗降口は合計24か所あります。
桜通線は5両編成で各車両に扉が4つで、乗降口は合計20か所あります。
上飯田線は4両編成で各車両に扉が4つで、乗降口は合計16か所あります。
地下鉄ではすべての路線において、乗車位置の確認ができるように、墨字と点字で書かれた幅4センチ・高さ12センチの乗降口案内番号シールが車内の扉に貼られています。シールは、扉のあわせめの左側、床から1.4メートルの高さに貼られています。進行方向によって乗降口番号は変わりますので、1枚のシールの中で進行方向に応じた2通りの案内がされています。情報は7行で表示されており、1から3行目で扉に向かって右に地下鉄が進んでいるときの案内を、空行をはさんで5から7行目で扉に向かって左に地下鉄が進んでいるときの案内をしています。以下にその記載例を示します。
→(1行目右矢印)
1番(2行目)
1-1(3行目)
←(5行目左矢印)
18番(6行目)
6-3(7行目)
この例の場合、進行方向が扉に向かって右のときは1行目から3行目を見ていただくと、乗降口番号が1番で、1両目の1番目の扉であることを示しています。逆に、進行方向が扉に向かって左のときは5行目から7行目を見ていただくと、乗降口番号が18番で、6両目の3番目の扉であることを示しています。なお、墨字では矢印と乗降口番号のみの案内となります。
また、ホームにホーム柵が設置されている場合には、乗降口左側ホーム柵の床から1.3メートルの高さにある天端に、行先や乗車位置が分かるよう墨字と点字で書かれた乗降口案内シールが貼られています。
「地下鉄アクセスガイド」のホームの案内中では、階段やエレベーターへの最寄の乗降口番号がたびたび出てきます。この番号を活用すると、ホーム上の移動距離が減り、ホーム上の階段の発見や、改札までの移動、乗り換えなどがスムーズにできます。ぜひご活用ください。
東山線では、平日の始発から終発まで女性専用車両を運行しています。この専用車両は、藤が丘方面行きでは、先頭から4両目の車両で、乗降口番号では10番から12番、高畑方面行きでは、先頭から3両目の車両で、乗降口番号では7番から9番となっておりますのでご注意ください。
名城線・名港線では、平成28年7月4日より平日の始発から午前9時まで女性専用車両を運行しています。この専用車両は、名城線右回り・名港線大曽根方面行きでは、先頭から4両目の車両で、乗降口番号では10番から12番、名城線左回り・名港線名古屋港方面行きでは、先頭から3両目の車両で、乗降口番号では7番から9番となっておりますのでご注意ください。
優先席は、各車両の連結部近くにあります。先頭及び最後尾車両には進行方向に向かって左右両側にあります。中間車両には進行方向に向いて前寄りの右側及び後寄りの左側にあり、上飯田線では前後とも左右両側にあります。なお、鶴舞線に限り、一部の編成で例外もありますのでご注意ください。
上飯田線以外のホームには、端から数十センチ入ったところに点字ブロックが線路と平行に敷設されています。この点字ブロックからは、階段・エレベーターに誘導する視覚障害者誘導用ブロックも敷設されています。
千種駅、名古屋城駅、名城線久屋大通駅、熱田神宮西駅、熱田神宮伝馬町駅、名城線新瑞橋駅、鳴子北駅、相生山駅、神沢駅、徳重駅以外の駅では、この点字ブロックの内側には、車両への乗車口の位置をしめすブロックが1枚敷設されています。
この位置には、進行方向前から順に番号がつけられています。ただし、名城線・名港線は、1番乗降口と18番乗降口の乗降口の位置をしめすブロックの敷設はありません。
東山線、名城線・名港線、桜通線、上飯田線のホームにはホーム柵が設置されています。
ホーム柵の乗降口の位置をしめす点字ブロックは2列で敷設されます。ただし、名城線・名港線
における茶屋ヶ坂駅、自由が丘駅、本山駅、名古屋大学駅、八事日赤駅、八事駅、総合リハビリセンター駅、瑞穂運動場東駅、名古屋城駅、久屋大通駅、熱田神宮西駅、熱田神宮伝馬町駅、新瑞橋駅 以外の駅は、ホームと車両の段差・すき間対策にあわせて敷設する計画です。
ホーム階段の手すりには点字案内が設置されています。また、ホーム階段や改札には誘導チャイムが設置されているところが、エスカレーターやエレベーターには音声案内がついているところがあります。
改札は、有人改札と自動改札があり、視覚障害者誘導用ブロックは有人改札へ誘導しています。有人改札には扉が設置されており、手で開けることができます。駅係員が不在の場合は、有人改札付近のインターホンで呼び出すことができます。
福祉特別乗車券をお持ちの方は、地下鉄・市バスを無料でご乗車できますが、それがなくても、身体障害者手帳をお持ちの方は通常運賃の半額でご乗車できます。
自動券売機は音声案内に従って数字ボタンを使って選択していくことで割引切符を購入できます。数字ボタンは、券売機の盤面右下、硬貨投入口の上についており、数字ボタンの右側に点字で操作方法の説明が書いてあります。数字の配列は電話機と同じで、横3列、縦4行のボタンからなり、左上が1で、最下段が左から*(アスタリスク)、0、#(シャープ)となっています。*(アスタリスク)ボタンを押すと音声案内が始まります。#(シャープ)は決定ボタンで、数字ボタンで選択した後は常にこのボタンを押して決定することになります。
硬貨・紙幣投入口にも点字を表示しています。また、券売機付近には地下鉄点字料金表・点字路線案内表があります。
割引用マナカは、割引運賃が適用されるお客さまのみ購入・使用できます。購入できる場所はサービスセンターと駅長室(一部を除く)です。購入時に身体障害者手帳等の確認とあわせて名前、性別、生年月日及び電話番号の登録が必要です。割引用マナカの購入金額は1000円、2000円、3000円、5000円、10000円の5種類から選べ、このうち500円がデポジット(預かり金)となります。デポジットは、運賃などに充当することはできません。割引用マナカが不要となりましたらカードを回収し、カード内に残っているSF現金から所定の手数料を差し引いたSF現金残額とデポジットの払戻しをします。
割引用マナカを紛失した場合は、紛失したマナカを使用停止にして新たに再発行ができます。
あらかじめカードにチャージ(入金)して、磁気およびIC併用及びIC専用改札機のカードの読み取り部にタッチして運賃を支払うことができます。タッチする場所は磁気券の投入口の20センチ程度前方にあり突起のあるシールが貼ってあります。ただし、割引用マナカは大人の割引運賃を自動的に精算しますので、小児のお客様がご利用の場合は、地下鉄では、あらかじめ数字ボタンのついている自動券売機で小児割引普通券に引き換えてください。バスでは、運賃支払い時に運転士にお申し出ください。チャージは数字ボタンのついている自動券売機などで1000円単位で行うことができます。
市バス、地下鉄、あおなみ線、ゆとりーとライン、名鉄バス。
ただし、割引運賃が適用されるお客さまの範囲は各交通事業者の定めによります。詳しくは、各交通事業者にお問合せください。
名鉄電車、豊橋鉄道、リニモ、JR東海及び、マナカ相互利用先の他エリアでは使用できませんのでご注意ください。
1月間ごとのSF現金による市バス・地下鉄の利用実績に応じてポイントがつき、これを市バス・地下鉄などの運賃として10ポイントにつき10円相当としてご利用いただけます。
割引用マナカを使用して市バスと市バス、市バスと地下鉄などを90分以内に乗り継ぐと大人40円、小児20円の乗継割引が適用されます。なお、小児の場合は券売機で割引普通券に引き換えていただく必要があります。
カード内の残額が1000円以下になった場合、または定期券の有効期限が14日以内になった場合に、改札機をご利用時に電子音でお知らせする機能を設定できます。
SFでのご利用時には残高が1000円を超えているときは『ピピッ』、1000円以下のときは『ピピピッ』と鳴ります。定期券区間内でのご利用時には有効期限が14日を超えているときは『ピッ』、14日以下のときは『ピッピッ』と鳴ります。設定を希望される場合には、サービスセンターまたは駅長室(一部を除く)にお申し出ください。